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17/10/01

校長古田茂樹の「車窓余禄」【第18回】「車両購入コンサルタント」

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車窓余禄タイトル

先月友人M氏から「買いたい車がある。いい車か否か判定してくれ」と相談を受けた。車種は三菱のアウトランダ―PHEVだという。コンセント電源からの充電を受け付け、これだけで60Kmも走る。むろん、エンジンも搭載しているので直接車輪を駆動することもできるし、エンジンで発電機を回し電池に一旦溜めた電気の力で走ることもできる。おまけに、キャンプや災害時には車が発電した電気で炊飯器が使えるという。4輪駆動なので、不整地もグングン進める車だ。うーん、すごい。何でもできる万能自動車だ。

さて、人からの相談は知識・経験の切り売りではない。相手の心を満足させることが求められる。すでにくだんのアウトランダーPHEVは、彼は大分買う気になっている。家族、特に奥さんの理解もだいぶ取り付けているようである。あとはその家族が、車に詳しいはずだと考えている人物から背中を押してもらう段階なのである。

そこで、私自身その車の試乗にでかけた。M氏から丁寧に説明を受けていたので担当セールスの説明も短時間で理解した。そして、さらに理解が深まった。また、「うーん、すごい」と唸った。荒野も進める4輪駆動はメーカーが長年かけて磨いてきた技術が詰まっている。簡便なもので済ましていないことが分かった。高速性能も別のラリー向けスポーツカーの技術が使われているという。出し惜しみがない。

あまりにも出来すぎたクルマだ。日本の技術、日本の自動車メーカー、日本人のモノつくりの執念を尊敬するほかない。最後に日本人らしい配慮をみつけた。深夜の帰宅のときには、道中大事に電気をためておいて寝静まった住宅地を電気だけで静々と走ることもできる。反対に電気が余っていると思えば積極的に溜めた電気を使う豪快な走りもできる。かゆいところに手が届く、まことに日本式おもてなしだ。

日本をもっと世界に売りたくなった。このクルマは日本人だ。

2013年10月号 2013年9月20日 発行

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