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19/03/01

校長古田茂樹の「車窓余禄」【第34回】「ITを駆使した街と街交流」

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車窓余禄タイトル

モータースポーツの最高峰F1にホンダが復帰する。今回は得意のエンジン供給中心の役割に徹し、車体製造やチーム運営は英国名門のマクラーレンが担う。F1車はジェット戦闘機にも負けない高性能機械である。翼をつければ大空に舞いあがると言っても過言ではない。ドライバーには元世界王者のフェルナンド・アロンソ(33、スペイン)とジェンソン・バトン(35、英国)を起用した。3拍子揃った、次は期待できる。

ホンダの伊藤孝紳(いとう・たかのぶ)社長は伝統に則り技術系出身社長であり、同時に経営にも早くから携わってきた。大型バイクで通勤する男だ。ホンダの歴史的名車と名高いスポーツカーNSXの開発指揮をとった。しかし、2代目NSXは開発がほぼ終わり発表寸前であったが、2008年のリーマンショック時には周囲の反対を押し切り発売中止を決めた。熱さと冷静さを併せ持つ日本人らしい経営者である。61歳、日本を代表するクルマ好き経営者として尊敬している。

英国サリー州ウォーキングに本拠地を置くマクラーレン社は元来F1に特化したレース会社であった。トップは現在67歳のロン・デニスである。一時、F1部門から身を引くと宣言して、市販車部門に専念するそぶりを見せたが、うずうずして人任せにできないらしくまたF1の指揮を執っている。完璧主義な技術者であり、敏腕経営者であり、レース場では闘志むき出しの司令官である。いかなることにも自分流を貫き通す。しかし、人情で人心を掌握するエピソードも多い。癖はありありだが、超オールラウンドな才能を持つ天才である。日本にはこんなキャラの強い人はいない。

わたしは何事も人物から入るのが好きだ。だから、F1も伊藤孝紳とロン・デニスに注目する。TECの卒業生にも同様の夢を見る。大学受験に備えながらも、世界のF1で戦える人材が創りたい。それには、学力だけでは足りない。強烈な個性が要る。コミュニケーション能力の高い人物を創りたい。人は笑うかもしれないが、夢は大きい方がいい。

2015年3月号 2015年2月20日 発行

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