17/10/05

校長 古田茂樹の「英語遊話」(2016年10月号)

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TEC予備校では外国人講師が3名登場して、校舎内もなにやらグローバル化を感じるようになった。英語担当以外の職員も英語で奮闘している。外国人相手に的確に喋っている人物をみると英語力というより人間力がものを言うことがありありと判る。傍らで見ていても人間力があるものは英語、日本語、身振り手振りで面白く伝えている。外国人との間に笑いが生まれている。
さて、TEC予備校以外からも英語や英語学習について助言をよく求められる。数は少ないが県内にも外国と取り引きをする企業はある。発音が良いか否かはさておき、実践力のある英語の使い手はいる。異国人相手に汗かき、笑いあり、涙ありのビジネスをこなして来た人にはそれなりの魅力と迫力がある。私たち教室で生徒相手に教えてきたものとは違うリアルな英語の使い手である。
そのリアルな使い手から質問があった。自分も英語の聴き取りには今も多少の不安があるという。しかし、問題は彼の部下に発生した。聴き取り間違いから取引相手と重大なミスをやらかした。本人はかねてより「英語は、いやだいやだ」と言っていた。特にリスニングが苦手で、聴き取りに強い緊張を伴うという。「何とかなりませんか?」という質問である。
「わかりました、何とかしましょう」と応え原因から説明した。英語は発声に高音を含み、日本語は中低音言語です。高い周波数の音(おん)は日本語脳が意味ある言語とみなさない―周囲の雑音とみなす。英語は大事な部分は強く、そしてピッチ(周波数)が上がる。やっかいだ、とてもやっかいだ。
「なので、クラシック音楽を聴いて耳に高音慣れさせてください」と助言した。英語を聞く前に音楽を聴いてもいいし、通勤途上の車中でクラシックを聴いても効果があります。英語の音声のバックに音楽を入れた音源を作ってはどうでしょうか。99%効果はありますと念押しした。
「わかりました。やってみます。ありがとうございました」と彼は電話を切った。出世して偉い人になった今も相変わらず素直で行動力のある男である。結果が楽しみである。

2016年10月号 2016年9月21日 発行

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